京都市左京区 ブティック アトリエRay:のブログです。
9/14~12/6まで
相国寺承天閣美術館 で山口安次郎作 能装束展 が開催されています。 ![]() 昨日は、百五歳 織師 山口安次郎と至高の舞の一期一会 と題して、相国寺境内野外特設能舞台にて、観世宗家、 金剛宗家、片山九郎右衛門、梅若玄祥による 山口安次郎作の能装束を 着用しての演能「相賀の能(しょうがののう)」が行われると言うので ゆかりさんと一緒に観に行きました。 ![]() ![]() 日没から松明のかがり火が舞台を一層盛り上げます。 開演 は午後6時から笛や太鼓が夜空に響き渡り幻想的な趣で始まりました。 ・能「半蔀」(はじとみ)片山九郎右衛門 ~立花供養に応じて現れる夕顔の精・源氏物語「夕顔の巻」より~ ・能「碁」金剛永謹 ~源氏物語「空蝉の巻」より~ ・狂言「文荷」(ふみにない)茂山千三郎 茂山あきら ~主人から届けるようにと命じられたが、途中で文を盗み見ようとした末に 文を破いてしまい主人に叱られるお話。 ・一調「小塩」(おしお)梅若玄祥 前川光長 三時間に及ぶ素晴らしい能、そして衣装も真近で観られて感動しました。 やはり山口安次郎さんが語ってられる様に 着てもらってこそ、値打ちがあるのですね。 芸術の秋を満喫出来、嬉しいかぎりでした。 京都の素晴らしい伝統 文化が受け継がれて行く事を 願っています。 スポンサーサイト
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